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2005年04月09日

「四季のトラピスト」 北海道新聞社刊  

何年か前、まだ本州に住んでいたころ
毎年早めに夏休みをもらって帰省していた
この年は東北自動車道を北上し、青森港からフェリーで函館へ

小雨の降る函館から向かった先は上磯だった
事前に行こうと決めていたんじゃないと思う
なんとなく
そして、自分の父親が生まれ育ったという土地を見たかったのもある
海岸沿いを走って看板をみつけ、右折して山側に入っていくと
写真で見たことのある並木があった
渡島当別のトラピスト修道院

   
正門へは徒歩で向かう
そして鉄の門があり外部の人間はそれ以上入ることが出来ない
霧に霞んで修道院自体が殆ど見えない




函館市内にあるトラピスチヌ修道院は大きな駐車場が設けられていて
敷地内にも入ることが出来る
多くの観光客で賑わっている
このトラピスト修道院は訪れる人もまばらだった
でも門までしか行けないということが逆にその一帯の空気を深く印象付ける要因になったように思う。

そんな修道院の内部の様子を記録した貴重な本を見つけたので借りた

「四季のトラピスト」 北海道新聞社

1996年に100周年を迎えるトラピスト修道院に初めて報道機関の取材が入ったのがこの北海道新聞社だったのだ。修道士の日常、四季折々の修道院の風景、数多くの素晴らしい写真と興味深い文章で未知の世界が紹介されている。
門の向こうにあったのはこんな世界なのか。
  

     

     
  
「本」という媒体本来の力が強く伝わってくる
そんな感じのする本だった


【追記】
JYOZAN−Kのカンクネンと名高いMISS舞さんからの情報です。
トラピスト修道院のオリジナルHPらしいサイト
灯台の聖母 トラピスト大修道院
 
すごい
ムービーがクイックタイムなんですが
もしかして修道士はMac使いだろうか?
    

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Posted by Elizabeth at 00:38│Comments(8)
この記事へのコメント
今朝、居間のテーブルでトラピストクッキーの缶を見つけた。子供達の文房具入れになっているようだ。長く変わらないデザインが良い
     
  
Posted by nitride at 2005年04月09日 08:45
友人がカトリックで当別にお墓があります。海が見えてローケーション的には素晴らしいところで独特の雰囲気がありますね。
裏に丸山という山があります。ヒグマのすみかみたいな山です。昔は修道院でもトウキビを作っていたそうですが、ヒグマが荒らしに来て危険ということで止めたって聞きました。
また、修道院からこの丸山は登山できるんです。たまに上る人がいるそうですが、地元の人からすると危険極まりない行為だそうです。それと上っていく途中に洞窟のような(これがルルド洞窟?)または戦争中にキリシタンの人達がが隠れて作った礼拝場なのかは分かりませんが、かなり古い人造物がありました。
実は6年位前高規格道路関係の打ち合わせでその丸山に登らされました。しかもハンター付きで。あげくにヒグマとニアミスしかけ怖い目に遭いましたよ。あの辺に高規格道路は必要ないと思います。
Posted by ゲスト at 2005年04月09日 11:08
ちなみにこんなサイト見つけました。
http://www3.ocn.ne.jp/~trappist/
Posted by ゲスト at 2005年04月09日 11:11
修道院に行く予定だったのですが諸々の事情で中止。小学生の頃です。このクッキー缶どの家庭にもありますよねー。バターの丸いのも。
。。。父方の実家がご近所です。上磯ではないですが。
Posted by kaco at 2005年04月09日 15:55
>MISS舞さま
以前お聞きした「登川から占冠に抜けられる」とか、今回のトラピスト裏のお話、非常に貴重な、一般人が立ち入れない世界のことを教えてもらえて嬉しいです。
函館から20キロ少々だそうですがまったく雰囲気の違う世界がありますよね。こんな写真に日本とは思えないのです。


それと!紹介していただいたサイト、これってトラピスト修道院で作ったHPじゃないですか!?!?大発見です。普通に「トラピスト」で検索しても出てこない理由が分かりました。トップページにテキストがほとんど無いからですね。凄いHPです。凄いのでblogの本文で紹介させてくださいませ。いろいろありがとうございます。

>kacoさま
kacoさんも純な「どさんこ」さんなのかな?
お互いの父の実家が近所なのは奇遇で驚いています。このクッキーとか、丸くてカワイイバターの缶、バター飴。どれも幼いころかわ変わらない、そして見慣れたものですよね。修道院で採れる牛乳は院内での消費分しかなくて、販売商品を作る材料は仕入れしているようです。どれも美味しくて。
  
Posted by nitride at 2005年04月09日 19:58
音のない世界、本当の静寂を教えてくれた場所です。
Posted by ベル♪ at 2005年04月09日 21:24
トラピストの初冬と春が好きです。
トラピストのある高台から津軽海峡をのんびり眺めると
心が落ち着きます。
わたしのHPにも少しだけ乗せています。(^^ゞ
明日あたり行ってみようかな〜
Posted by 碁流祐 at 2005年04月09日 23:13
>ベル♪さま
ベル♪さんのコメントがあの場所をそのまま表現しているように思います。観光気分でいくと不満の残る方も居るでしょうが、トラピスト修道院は「渡島当別」という土地から何かを感じ取って欲しいです。

>碁流祐さま
初冬と春、修道院はどんな表情を見せているのでしょうか。なにか静かな場所に行きたいとき、当別周辺を歩けば良い時間を過ごすことができるのでしょうね。函館に住まいなのが羨ましいです。
また行く機会があったら高台を探してみたいと思います。
  
Posted by nitride at 2005年04月10日 00:18
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「四季のトラピスト」 北海道新聞社刊  
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