神楽坂レーシング

三角屋根を無落雪にしてくれるストッパールーフを導入して初の冬
序盤としての記録と感想をまとめておきます

2006年1月9日　　こちらが風下側
北からの風が強い地域なので雪庇（せっぴ）となって張り出しています
まだ1月の初旬にもかかわらず、屋根雪の厚みは垂直方向で1メートル近い
このあと、どうなるのでしょうか
そして本当にこのまま放置しておいて問題は無いのか？
　　

雪庇（せっぴ）を下から覗いてみた図。かなり張り出している。
息子には近づかないように指示した。細いツララ発生中


屋根の改造前。2005年3月5日　屋根からの落雪は居間の窓を完全に隠している
　　

2006年1月8日　落雪が無いと普通に除雪できるので基礎が見える。素晴らしいです。
　　
今年はハイペースで雪が降り続いているので早々にストッパールーフの恩恵を受けることが出来ています。落雪が無いと本当に楽だ。
メ−カーの話ではこのストッパールーフに変えるユーザーの中で、当初は雪が落ちては困る片方の斜面だけに設置したのですが、その快適さゆえに追加でもう片方の屋根にも施工する事例があるそうです。だからどうせやるなら両方同時を勧めているらしいです。
　　

導水管の凍結防止用ヒーターの維持費（電気代）はいまのところ不明ですが、屋根に雪が乗って以降、ずっとサーモがＯＮになっているのでやはり3000円／月は覚悟だなと思っています。その辺は次回にて。
　　
【追記】
ツララが発生するか否かはその家の状況によって変わるはずです。
つまり、断熱構造がしっかりとしていて室内からの熱が天井から屋根へと抜けないならばツララの発生は微小でしょう。
　　
【追記　2006年 1月22日現在】

各自治体や住民が悲鳴をあげる大雪が続いて
屋根の状態も凄いことになっています。
でも買い物の道中、ストッパールーフを装着していると思われる家は概ねこんな状況なのでした。それと年始の挨拶に来たハウスメカーも「こんなもんですよ」と言っていたので心配しないようにしました。
ただ家族には不用意に軒下には近寄るなと言ってあります。


　　

　　

　　

　　

　　
　　
【追記　2006年 2月11日現在】
どんどん成長しています
外壁のサイディングに歪が発生していたので、雪の重みで家が変形してるのではと不安になりました。ハウスメーカーに来てもらって診断を受けました。
　それによればサイディングの変形は長年のもの（今まで気がつかなかっただけ？）で、この家は設計上は屋根の上に１．５メートルの雪が乗っていても問題が無い仕様だとのこと。
　そしてこれよりも凄い雪庇（せっぴ）の家はもっとありますよ、ということだそうです。
現状においても断熱されているのでツララはありません。
　　

　　

　　
　　
【追記　2006年 3月12日】
ここまでハイペースで成長してきた雪庇（せっぴ）ですが雪まつりが終わった2月13日以降の気温上昇で2週間ほどで7割が融けました。
融けるときに心配していたのは、張り出したセッピが緩んで突然割れて塊ごと「ドスッ」と落ちる危険性です。落ちてもいいのですが人的災害が怖い。幸いそんなこともなく融けながらどんどん小さくなっていくことがわかりました。

　ストッパールーフでは暖かい日中など、雪が自然の温度で融けた水を導水管に集めて下に落としています。これが夜になって導水管で凍って水路をふさがないようにするためにヒーターが入っています。この電気代はこの冬の感じでは４０００円／月近い費用ですね。
ただ、風上側はちょっとしか雪が積もらないので、こちら側のヒーターは入れなくても問題ないと思われました。そうすれば電気代は半分で済みます。来期、試してみようと思っています。

あなたにおススメの記事