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2005年03月21日

支笏湖を望む弾丸競技  

ちょっと納戸の中で探し物をしていたら
34年前に発行された本があって
パラパラとめくっていて目に付いた写真がこれ


右が支笏湖
真ん中の山が恵庭岳
そしてその恵庭岳の左斜面に見えるのが札幌オリンピックの滑降コース!
子供のころから「恵庭岳で滑降競技が行われた」ということだけは知っていたけど
実物どころか写真すら見たことがなかった。自分にとっては伝説。

これは正直、驚きました。こんなコースだったんだ。
こう書かれています

支笏洞爺国立公園の中にそそりたつ独立峰の火山で、標高1319メートル。新しい道路が出来たため、札幌の中心から南へ40キロ走れば着く。コースは南西の斜面を切り開いてつくられ、全長は男子が2,636メートル、女子が2,108メートル。平均斜度は17度2分、最大斜度37度(!)。
観客収容能力7300人。31人乗りのゴンドラがあり、1時間に400人を運ぶ。総事業費7億9,400万円。


地図を見て調べてみると、支笏湖に向かう途中、オコタン方面に抜ける道路がそれだと思われる。恐らく写真のもうちょっと左にオコタンペ湖があるはず。それにしてもオリンピックのために国立公園の樹木をこれだけ伐採したんだなぁ。支笏湖の青さと恵庭岳の勇ましさの中にこういう人造物がある風景は似合わないですね。ほんと。
活火山にコースをつくっちゃったというのも凄い話だなと思うのですが。
    

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Posted by Elizabeth at 22:43│Comments(4)ほー
この記事へのコメント
私も当時、子どもながら恵庭岳滑降コース問題がテレビや新聞を賑わせていたことを記憶しています。
こんな様子だったんですね。ハー、すごい。
私なんかが滑ったら9割方滑落状態になるのでしょうなぁ。
Posted by とも@ら同 at 2005年03月22日 07:01
>とも@ら同さま
そうそう、なにやらテレビで問題になっていましたよね。オリンピック後も植樹が進まずに指摘されていたように思います。
頂上付近がスタートのようでザッと見ても斜度40度はありますよ。。。。。現地に立つと崖を覗くような感じでしょう。滑れないっすよ(笑)。
  
Posted by nitride at 2005年03月22日 15:18
nitrideさんはじめまして。(?)
札幌の発展はオリンピックがあってこそですね。このゴンドラどんなだったのか見てみたいです。
ただ、オリンピックによる悪い影響は現在も残っています。恵庭岳の植樹や円山公園付近の土地の問題(道路用地取得を急ぎ土地の精査する時間が足りなかった為付近の土地が合わない)等があるようです。
円山公園・円山球場付近の地図(登記所にある地図)を見ると何となく理解できると思います。道路があるのに道路敷地が無かったりとかね。(今はちゃんとなっているかも)ではまた。
Posted by ゲスト at 2005年03月22日 19:31
>MISS舞さま
コメントいただき感謝でございます。
オリンピックの年ってきっとMISS舞さんは小学校に上がる前だったのかな?札幌の発展の契機になりましたよね。地下街とか地下鉄の整備も含めていまや180万都市。
さすがP−。。。。いや違ったMISS舞さん、お仕事柄、その辺の裏事情にお詳しい。
円山付近にオリンピックの影響があったとは知りませんでした。その他にもあんなことやこんなことも知っているのでしょうなぁ。。
  
Posted by nitride at 2005年03月23日 07:54
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支笏湖を望む弾丸競技  
    コメント(4)