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2005年01月07日

松の見分け方  

木の初歩的なことを調べていて
ようやく松について理解できた
北海道に自生している松は大きく3種類
トド松  北海道に生える木の24%
エゾ松  
カラ松


トド松とエゾ松を見分ける方法
それは昔、いつの頃かすっかり忘れてしまったけれど
観光バスのガイドさんが教えてくれた

「枝を上に向けて『天までトドけ!』と言っているのがトド松」
「枝を下に向けて『もうエエゾ』と言っているのがエゾ松」
「でございます」


これが実に素晴らしい教え方で、何十年たっても忘れることが無かった
実際の写真をこのサイトで見ると解りやすい。
枝の上向き、下向きに注目すると良いでしょう。

http://www.ajnet.ne.jp/~mokusei/answer-hokkaido.htm


もうひとつ、カラ松も北海道の森林の14%を占めるそうです。
この枝も上向きなので、トド松と間違いそうだが、枝ぶりが貧弱なのでほぼ見分けられるでしょう。それと葉が針の様に細く、秋には紅葉して葉が落ちるのはカラ松です。

道産の松材は楽器の重要な部分としても使われているそうです。
例としてはピアノ。エゾ松の良質な材料はピアノの響板(グランドピアノの上でガバッと開く蓋)になり、鍵盤にも使われているのですと。
ちなみにそんな風にして、一番高価なピアノに仕立てた場合のお値段は1100万円(ヤマハ)。スタンウエイだとどれくらいの値段なんでしょうか。

松ではないですが道産のマカバの良材も高級ピアノの側盤として重要な役割をはたしているそうです。
  
       ◆◆ 二風谷の夕闇とカラ松 ◆◆

   
    

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Posted by Elizabeth at 22:33│Comments(5)
この記事へのコメント
見分け方の説明は、とってもうまいですね。
カラ松の写真も素敵です。
クリスマスの頃、nitrideさんがうちの木製テーブルの写真を見て、松材かどうか興味をもってくれたことを思い出しましたよ。
Posted by さるのすけ at 2005年01月07日 23:02
私が小学生の時に、同じ事聞いた記憶が・・・・
私も今でも、覚えています。
その当時は、落葉松(IMEで変換された:カラマツ)ってあまり意識してなかったんですね。
Posted by AKASUTE at 2005年01月07日 23:16
>さるのすけさま
ありがとうございます。
ガイドさんの喋りって、なにかゆったりとしていて記憶に残るものなんですね。この松の例は本当に覚えやすいです。
さるのすけさん宅のテーブルは敢えて節目のある松を使っているのが自然で良いと思います。松は節が綺麗だと思うんです。そして10年20年と経過するとどんどん赤くなっていきます。

>AKASUTEさま
これは観光バス定番の話なんでしょうかね。
小学生時代に聞いたのだとしたらもう軽く30年は覚えていることになりますね(笑)。
カラ松の変換で「落葉松」はビックリです。
その名の通り秋にくすんだ黄色に紅葉しているのがカラ松なんですね。トド松、エゾ松は緑の葉のまま越冬するとは私も知りませんでした。役に立たない知識かもしれませんが面白いと感じています。
  
Posted by nitride at 2005年01月08日 13:07
これはいい覚え方ですね(^^)>エゾ松・トド松
カラ松は、松ぼっくりをよく花材で使うので、何となく親しみがあります。
松の木もホントにいろいろとお役立ちですね。
Posted by こた at 2005年01月14日 20:30
>こたさま
覚えていただけましたかー。
マツボックリ、良いですよね。わたしも森で見つけると拾ってしまいます(燃やすこともありますが。。。)。売っているのって100円くらいしますもんね。森は手芸材の宝庫ですよ。
  
Posted by nitride at 2005年01月16日 09:51
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