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2004年12月26日

日産のラフェスタに試乗

まったくの予想外に、ラフェスタに試乗することが出来た
年末に前回のオイル交換から1万キロ経過してしまって(5000キロ交換論はオイルメーカーの罠だと思って疑わない私)
混んでいそうだなと思ったが、電話してみたらすぐに作業できると言う。
早速、青に行って車を預けるといつものようにショールーム見学
今回はリバティの後継車、ラフェスタが有ったので早速、乗ったり眺めたりしていた
そこへ初対面なんだが、支店長登場
話がはずんで、写真撮っていいですか、と聞くとどうぞどうぞと。そうしたらなにやら試乗してみてくださいという話になりガッツポーズ。
どうやらリバティ・オーナーの話を聞きたいようだった。
試乗したのはプレイフルというグレード。
写真の2枚目はルーフレールのアップ写真。伝えたいことは「造りの良さ」
途中までボディーと同色で、デザイン性の高いレールに好感。

  

それから「うーん」と唸った小技が車載工具として積まれていたミニコンプレッサー。恐らくシガー電源で駆動するのだと思うが、私も自分で買って積んでいる身としてはこの考え方には大拍手だ。タイヤの空気圧は自分でしっかりと管理すべきものだ。スタンドでしか入れれないというのは安全どころではない。

メーターはシンプル。不評だったデジタルは姿を消す(自分はデジタル好きだった)。燃料もアナログ表示。充分でしょう。
室内はリバティの流れをくんでいますね。大きな変更は無いにしても日産他車の良い部分も融合している。特にプレイフルはカブロンのダークな色の内装で好きな感じ。リバとの大きな違いは足元の段差。リバの場合、乗り降りのときに足元に段差の無い設計だったが、ラフェスタは若干段差が有る。これはストリームやウイッシュにならって低重心化した結果なのかと期待させる。
なにせリバのロールは悪評高い。今回、タイヤが195−60標準になったことからも走行性能の向上は間違いないだろう。(185タイヤは最低回転半径への対策だったらしいから)。


  
  
さて試乗。
シフトはインストパネルに移植されている。動作のストロークは短い。
この辺、日産の女性社員の意見で決定した仕様だそうだ。リバティは家庭で奥さんが乗るという状況が多かったらしく、購入を決める最終の段階は奥さんの「ひと声」が必要だという場面が多かったそうだ。そんな面を重要視して、女性が乗る観点で改良されているようだ。
このレバー、実にシンプルで良い。慣れは必要だが。
  
それから、下右はパノラミックルーフから見た光景。
運転していると、運転者と助手席の人はまったくこのルーフの恩恵は無い。
セカンドシートやサードの乗員が凄い開放感を味わうことになる。
このパノラミックルーフはスイッチを押すと後方から4分割くらいに分けられたブラインドがスライドして来てシャットすることが出来る。

    

試乗後にわかったことだが、今回乗った4WDのミッションは4ATだと思っていた。ところが実際には新型エクストロニックCVTだったのだ。
私が乗ってるリバは初代に近いCVTなわけで、なんだか滑っているような、エンジンだけ回転して加速しない困りものだった。
試乗後、CVTだったと知って驚くばかりだった。5年経過したCVTの進化というのは凄い。力強いという表現ではなく「ストレスを感じさせない加速感」という実に絶妙な2000ccのクルマになっている。そして加速が欲しいときにググッと踏み込むと4ATのごとくキックダウンしてモリモリと加速する。交差点の右折でも不安無い加速を見せる。初期のCVTに有った高周波の音もまったくしない。速いよ。
日産のCVT技術はホンモノだと思った。
正直なところ、次に買うクルマはプレサージュなんかの2500ccに乗ろうと思っていた。2000ccの加速感に不満があったから。今日、ラフェスタの乗った感じでは、その不満は払拭された。

それと新エンジンMR20の質の良さ。
といっても感じたのは「音」。
実に細かい良質のエンジン音だ。ウイッシュを運転したことがあるが、エンジンの音は安っぽかった。

 

インパネはリバよりも低くなってフロントの視界が更に下方に広がった。
運転席の開放感が増えた印象だ。
徳大寺のジジイ様が何て書くかわかんないが(どうせロクのこと書かないだろう)子持ちの家族で、それほど大きくないクルマをお望みならばリバティで培ったファミリーワゴンのノウハウと新時代への情熱をつぎ込んだラフェスタは「買い」だ。
惜しいのはリヤハッチ・ガラスが無くなったことだ。それだけだ。
  
  
【17年1月10日追記】
日経産業新聞における日産・商品企画室の横山氏のインタビュー

◎ 車内に入るとガラスの大きさが目立つが。
横山「開放的で明るい車内にしたかった。縦1500ミリ、横800ミリのガラスルーフは国内では最大。一番後ろの三列目座席でも、側面の窓は隅を四角に切ることで、面積を極力広くした」

◎ 室内の使い勝手の良さも特徴のようだ。
横山「座席アレンジの多彩さをうたっているミニバンは多いが、利用者は実際に座席を頻繁に動かすわけではない。ラフェスタはむしろ扱いやすさを重視した。例えば、背もたれの移動レバーは座席下ではなく背もたれ自体に取り付けるなど操作しやすくした。ボンネットを低めにすることで運転席からの視野も改善。急な飛び出しを認識しやすくするなど安全面にも配慮した」

◎ 想定する顧客層は
横山「団塊ジュニアと呼ばれる30代前半の若いファミリー層を狙っている。夫婦共用で使う家庭が多いため、妻にミニバン購入の決定権があるとみており、女性からの支持は不可欠になってくる。女性は自分の視線から見上げるような大きな車を嫌う傾向があるため、車高などは極力抑えた。当社の『キューブ』やトヨタの『ファンカーゴ』『bB』などからの乗り換えを期待している」

◎ ミニバン市場は好調に推移している
横山「家族が多用途で毎日使える車だからだろう。今後も成長する市場だと見ている。日産としては160万〜200万円程度の価格帯で車種を拡充したい。『ウィッシュ』『アイシス』あたりが競合車になると思う」
  
【17年7月7日追記】
天井をガラス開放型にしたのはプジョーが一番最初。
それにならった日産・ラフェスタ、追うエアウエーブ
ラフェスタの現在の月産は4〜5000台だと言う。
先代のリバティが月産2500台程度だったことを考えると立派に売れていると言える。
7月6日、新型セレナの運転席に座ってみた。
身長180センチの自分でも前方の見切りに違和感、嫌悪感を覚えた。慣れの問題はあるだろうが、ここに女性が座ると恐怖感は多いのではないだろうか。そんなサイジングの点でもラフェスタは安心して運転できるサイズだろう。見た目で判断しちゃイカン。
  

  

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Posted by Elizabeth at 21:28│Comments(7)クルマ
この記事へのコメント
ラフェスタ、いいですね!
しかし我が家の愛車は、現在丸9年のサニー(1500cc)。
遠出はしないし、通勤にも使わない、
家族全員で乗ることはほとんど無い我が家に
は2000クラスも必要ないのです(涙)。
さすがにそろそろ後継車を考えているのですが、今のところ、キューブ・シエンタあたり
が候補です。
でも、買うのは来年か再来年か・・・・・。
Posted by okka at 2004年12月27日 16:55
私も、是非、試乗したいと思っている車だったので、
このインプレッションは非常に参考になりました。
こういうのを読むと、物欲がかき乱される軟弱者である私にとって、
とっとと試乗せねば沈静化できそうもありません。
やっぱりこの車のデザインはいいですよね。
Posted by ゲスト at 2004年12月27日 19:45
CVTは、出始めの頃のマーチと、だいぶん後期のマーチとでは
ずいぶん感じが違ったのを覚えています。
(いずれも知人のクルマ)
常に進化しているみたいですね。
CVTに乗ったことの経験がある人が、試乗して気づかなかったと
いうことは、評価に値する進化だと思います。
ベルトの強化など研究が進んだかもしれないですね。
Posted by manbow at 2004年12月28日 01:32
>okkaさま
年末、忙しいでしょ?
同じ日産車で嬉しいです。でもサニー、今回の新車ティーダの登場で無くなってしまったはずですね。残念です。我が家もまだクルマにお金を向けられず、20万キロまで乗る計画ですが本音は買い換えしたいななぁと。キューブもシエンタも好きな車ですよ。

>lynskyさま
参考になります?
このラフェスタ、慣れるまでは時間のかかるデザインですが長く、飽きないフォルムだと思います。それと最大の特徴である両面スライドドアは子供の居る家族には最強のアイテムですよ。狭いところでの乗り降りに気を遣わずにすみます。一度試乗してみてくださいませ。

>manbowさま
CVTの発展を感じてらっしゃるmanbowさんからコメントいただけると心強いです。この新CVTはベルト式でありながらティアナやスカイラインなどの3.5リットル車に搭載したことからもそのポテンシャルの高さが伺えます。無断変速は乗っていて気持ち良いですよ。
  
Posted by nitride at 2004年12月28日 10:19
ATとは違うのでしょうか?
素人ですみません。
愛車サニーはいまどき珍しいマニュアル車
なので・・・。
後継車はATと思っていたのですが、CVTとは
どう違うんでしょうか?
シフト?う〜〜〜ん、わからん。
Posted by okka at 2004年12月28日 18:52
良いお値段出しまっせ。モミモミ(モミ手をしている)
新4号線沿いに同名のホテルがあります(^^;
Posted by みほ at 2004年12月28日 22:25
>okkaさま
CVTはATです。
違うのはCVTは無段変速なんです。
ATは4段とか5段変速。殆ど感じないのですが勝手にシフトチェンジしながら加速していきます。CVTは無段なので電車のように加速していきます。しかもエンジンの回転は一定のままで(わかるかな?)

ずっとマニュアルに乗っていると別にATへの必要性は感じませんよね。私も最初ATに替えるのは抵抗があったし。特に雪道ではマニュアル車のほうが安心して運転できます。
  
>みほさま
おお、難波の商人(あきんど)?
ほな一丁、これもらいまひょかー。
って、○○自動車さんのご関係?。ならば2年後にお世話して〜。いまは貧乏なので買えません。
懐かしいなぁ国道4号線。なぜか2本あるのですよね。アリスってホテルもありませんでした?私が住んでいた岩槻も高速のインター付近がイヤンバカン状態でした。
  
Posted by nitride at 2004年12月29日 08:39
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日産のラフェスタに試乗
    コメント(7)