2004年10月23日
ブレッカー・ブラザーズ
土曜日は以前から予約してあった赤平のバンガローで一泊する予定を
「終日雨、雪が降るところもある」という天気予報で、早々にキャンセル
ゆっくり寝ていたかったので逆に好都合だとばかり、9時まで寝る
何か、昔に録画したビデオでも観ようと探していたら
ブレッカー・ブラザーズの日本での公演を録画した貴重なテープを発見。10年くらい前に録画したのだろう。
ちょっと一部、カビてる。。。。そうだよなぁ。埼玉の高温多湿な押入れに6年も入れたままだったし。でも再生してみたら程度は良好。ステレオを経由してガンガン鳴らせる。
これ、確かWOWWOWで放映してたのを慌てて録画したやつだ。世界最高のサックスプレイヤーだと信じて疑わないマイケル・ブレッカーとその兄弟、ランディー・ブレッカーのユニット。
マイケル・ブレッカーのことを初めて知ったのは渡辺香津美の「TO CHI KA」に参加したときから。このときのバックメンバーはマイケルのほかにマイク・マイニエリ、トニー・レビン、マーカス・ミラー、ピーター・アースキンなど、日本のミュージシャンのバックを引き受けるとは信じられないメンバーのオンパレード。
マイケル・ブレッカーとマイク・マイニエリがジョイントして活動していたステップス・アヘッドはジャズファンクのジャンルでは最高に好きなユニットだった。正確に覚えていないが、18年くらい前だろうか。札幌の百合が原公園で「サッポロ・モントルー・ジャズフェスティバル」というのが開催されて、憧れのステップス・アヘッドが来日。マイケルやマイクの恐るべき演奏を目の当たりにする。
今日見たブレッカー・ブラザーズもエレクトリック・ジャズのテイスト全開で最高のパフォーマンスを披露している。圧巻は1曲で30分の大作「ソング フォー バリー」。今は亡きトロンボーン奏者に捧げた曲。AKAIのウインドシンセ「EWI3000」を武器に、サンプラーやMIDI音源、シーケンサー制御しまくってソロなのに物凄いオーケストラを聞かせる。
終盤の10分近いギターソロからいきなりメインのフレーズに戻る。
ジャズの快感はそこにある。一見、感性の趣くままに、燃えるソロを続けているように見えてもプレイヤーはテレパシーで会話してるのか?ちゃんと解っているのだ。ほんと、理由はわからないけど涙が出てしまった。スタジオ録音の音楽よりもライブ盤が好きだ。
このビデオは貴重だな。大切に。
というわけで、マイケル・ブレッカーを知るキッカケになった渡辺香津美の「TO CHI KA」が確かあったはずだと探してみたら有った。久しぶりに聞いた「ユニコーン」は1980年の曲とは思えないよ。音楽の本質ってのは変わらないものなんだな。
「終日雨、雪が降るところもある」という天気予報で、早々にキャンセル
ゆっくり寝ていたかったので逆に好都合だとばかり、9時まで寝る
何か、昔に録画したビデオでも観ようと探していたら
ブレッカー・ブラザーズの日本での公演を録画した貴重なテープを発見。10年くらい前に録画したのだろう。
ちょっと一部、カビてる。。。。そうだよなぁ。埼玉の高温多湿な押入れに6年も入れたままだったし。でも再生してみたら程度は良好。ステレオを経由してガンガン鳴らせる。
これ、確かWOWWOWで放映してたのを慌てて録画したやつだ。世界最高のサックスプレイヤーだと信じて疑わないマイケル・ブレッカーとその兄弟、ランディー・ブレッカーのユニット。
マイケル・ブレッカーのことを初めて知ったのは渡辺香津美の「TO CHI KA」に参加したときから。このときのバックメンバーはマイケルのほかにマイク・マイニエリ、トニー・レビン、マーカス・ミラー、ピーター・アースキンなど、日本のミュージシャンのバックを引き受けるとは信じられないメンバーのオンパレード。
マイケル・ブレッカーとマイク・マイニエリがジョイントして活動していたステップス・アヘッドはジャズファンクのジャンルでは最高に好きなユニットだった。正確に覚えていないが、18年くらい前だろうか。札幌の百合が原公園で「サッポロ・モントルー・ジャズフェスティバル」というのが開催されて、憧れのステップス・アヘッドが来日。マイケルやマイクの恐るべき演奏を目の当たりにする。
今日見たブレッカー・ブラザーズもエレクトリック・ジャズのテイスト全開で最高のパフォーマンスを披露している。圧巻は1曲で30分の大作「ソング フォー バリー」。今は亡きトロンボーン奏者に捧げた曲。AKAIのウインドシンセ「EWI3000」を武器に、サンプラーやMIDI音源、シーケンサー制御しまくってソロなのに物凄いオーケストラを聞かせる。
終盤の10分近いギターソロからいきなりメインのフレーズに戻る。
ジャズの快感はそこにある。一見、感性の趣くままに、燃えるソロを続けているように見えてもプレイヤーはテレパシーで会話してるのか?ちゃんと解っているのだ。ほんと、理由はわからないけど涙が出てしまった。スタジオ録音の音楽よりもライブ盤が好きだ。
このビデオは貴重だな。大切に。
というわけで、マイケル・ブレッカーを知るキッカケになった渡辺香津美の「TO CHI KA」が確かあったはずだと探してみたら有った。久しぶりに聞いた「ユニコーン」は1980年の曲とは思えないよ。音楽の本質ってのは変わらないものなんだな。
Posted by Elizabeth at 23:48│Comments(3)
│Music
この記事へのコメント
はじめまして。マイケル・ブレッカーに思わず反応してしまいました。
ブレッカーは、ホント最高ですよね! ボクは特に、渡辺香津美も参加しているSTEPSの東京ピットインでのライブ版(1979年録音)が好きで、今でもほとんど毎日のように聞いています。パット・メセニーとともに、ボクとっては最高のインプロバイザーです!!
ブレッカーは、ホント最高ですよね! ボクは特に、渡辺香津美も参加しているSTEPSの東京ピットインでのライブ版(1979年録音)が好きで、今でもほとんど毎日のように聞いています。パット・メセニーとともに、ボクとっては最高のインプロバイザーです!!
Posted by ビョン様 at 2004年10月24日 00:32
ジャズは自分はよくわからないですが、音楽の世界の本当にうまい演奏を聞くと、なんか自分もおんなじその音楽の世界に入っていけるんですよね。
今度ジャズも聴いてみます。
今度ジャズも聴いてみます。
Posted by nyankohime at 2004年10月24日 02:10
え〜、本日の感動したことの記録として自己中心的に書いたのに、まさかライトバックいただけるとは夢にも思わず。ありがとうございます
>ビョン様
はじめまして!
自分の(偏った?)趣味に反応を頂けるというのが、わたしはblogの良さだと感じています。ライトバック、本当に嬉しく思います。
マイケルはすっかり禿げてしまいましたが(笑)その曲調やソロの素晴らしさはいつもわたし達を心酔させますね。
ビョン様愛聴の1枚は「スモーキン・イン・ザ・ピット」というのですね。(知りませんでした)。いまでもリマスター盤が手にはいるようなので(お小遣いもらったら←ここが悲しい)早速注文してみます!ガッドにゴメスですか!凄い。
いつかまた札幌でマイケル・ブレッカーを聴きたいですね。
>nyankohimeさま
いろいろなジャンルの音楽があって、その音楽につい惹かれる瞬間って、個人技の凄さよりもチームとしての一体感があるときですね。そういう意味で自分もふくめてですが、これからチャンスがあれば未知の世界を経験するのは一歩前に出るキッカケになることでしょう。
>ビョン様
はじめまして!
自分の(偏った?)趣味に反応を頂けるというのが、わたしはblogの良さだと感じています。ライトバック、本当に嬉しく思います。
マイケルはすっかり禿げてしまいましたが(笑)その曲調やソロの素晴らしさはいつもわたし達を心酔させますね。
ビョン様愛聴の1枚は「スモーキン・イン・ザ・ピット」というのですね。(知りませんでした)。いまでもリマスター盤が手にはいるようなので(お小遣いもらったら←ここが悲しい)早速注文してみます!ガッドにゴメスですか!凄い。
いつかまた札幌でマイケル・ブレッカーを聴きたいですね。
>nyankohimeさま
いろいろなジャンルの音楽があって、その音楽につい惹かれる瞬間って、個人技の凄さよりもチームとしての一体感があるときですね。そういう意味で自分もふくめてですが、これからチャンスがあれば未知の世界を経験するのは一歩前に出るキッカケになることでしょう。
Posted by nitride at 2004年10月24日 10:14