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Elizabeth
Elizabeth
アスリートはドM

10km 00:43:33
ハーフ  01:36:46
  

2005年06月23日

日ごろお世話になっている各地スポーツ大会の運営を支えてくださっている関係者、ボランティアの方々に伝えたいことがあります。
本来であれば個々の運営本部に手紙・メール等を差し上げるべきなのでしょう。わたしのこのweb上のスペースが微力ながらも情報発信できるのではないかと思い、誠に勝手ではありますがご了承ください。

マラソンの大会に出るようになって3シーズン目に入っています。その間、大会をサポートしてくださっているスタッフの方々のご苦労を各所で目にしてきました。それは一般の交通を遮断してランナーを優先させるがための「ランナー以外の人」との摩擦です。

昨年のことです。観光の方だったのでしょう。いつまでも渡れない横断歩道で大会スタッフに言っていました。「飛行機に乗り遅れたら保障してくれるのか?」。

今年の大会。交差点を渡れない車のドライバーとスタッフが大声で言い合いしていました。内容はわかりませんでしたが。

その先では、これも足止めをされている観光バスの添乗員さんが降りてきて「渡らせてもらえませんか?」と依頼していました。お客さんから苦情が出たのでしょうか。

2年前、地方の大会では渡らせてもらえない車のドライバーが延々とランナーに向かってクラクションを鳴らし続けていました。この大会にはそれ以来、参加したいという気持ちが沸かなくなりました。


こんな風にマラソン大会への不満を表現する人々に対して非難をするということではないんです。自分だって立場が変われば何かのイベントに対して「邪魔だ」と思うこともあるでしょうから。

わたしたちランナーが走ることに集中して、最高の環境で挑戦できる場を作ってくださっているスタッフの皆様に感謝しています。強い使命感と強い忍耐力でわたしたちのために嫌な思いをされているスタッフさん、本当にありがとうございます。もちろん、大会すべてに関係していらっしゃる方々にも、道すがら応援してくださる市民の皆さんにも感謝しています。今後も自分は大会に参加することで皆さんの努力に対して少しでもお返しになれば良いと考えます。



この文章がいつか誰かの目に留まれば良いなと思っています。
  

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Posted by Elizabeth at 12:50│Comments(4)
この記事へのコメント
私も「とあるウィンタースポーツ」の大会運営を手伝っておりますが、場所や競技種目によって一般の方を止めたりすることがあります。
やはり文句を言われ、無理にコースを横切ろうとして競技者とぶつかりそうになったりして大変です。選手は一生懸命滑ってますから、邪魔されれば当然抗議され、その後再送になったりと時間もかかってしまうのですよね。
幸いその競技は数十秒間隔でスタートし、時折コース整備の時間もありますのでなんとかなっていますが、マラソンだと一斉スタートですからなかなかそうは行きませんよね。

何年か前に中央線の高架作業の遅れのため、開かずの踏み切りが問題になったように最悪のことを想定して、準備を進めなければいけませんからね。そのためには人手も必要です。

私が一番感謝しているのは、陸上自衛隊の方です。十数年前東北で世界大会が開催されたとき、早朝4時頃から100人くらいの編成隊でつぼ足しコースの雪を固めていましたからね。
そんな氷点下でも作業している方々がくそ厚いイラクでイラク国民のためにがんばっているんですからね。それを狙うなんて許せないですよ。
・・・話がそれましたので、この辺で。
Posted by ゲスト at 2005年06月24日 23:11
>ぢーざすさま
このとりとめも無い文章に、運営関係のかたからコメントを頂けるとは思っていませんでした。ありがとうございます。そしてスポーツマンへのサポートに感謝します。

やはりご苦労があるのですね。開かずの踏み切り事件というのは知らないのですが、運営側ではやはり不測の事態を洗い出して検討する努力もしてらっしゃるのですか。
よく表面しか見ないで文句を言うひとがいますがそれはいろんな事を考慮して推進してきた方々を無視する自己中です。自衛隊さんの件も同感です。インターハイのコース設営で本当に寒い中、つぼ足で素晴らしいバーンを作ってくれました。マラソン大会によく自衛隊の方が出ていますが、圧倒的に強いですね。あの地味な迷彩服の中には実は強靭な肉体がある、それを知ったら日本を守ってくれる自衛隊に感謝の気持ちが湧きました。
  
Posted by nitride at 2005年06月25日 08:02
大会主催者、スタッフ、ボランティアの方々には、知られざる苦労話がおありのようですね。彼らはみな、不特定多数の一般の方々の対応のプロじゃありませんから、そういったことを踏まえた意思統一とマニュアル徹底が望まれるところなのでしょうか。

教訓を教訓として活かす体制、大会関係者一人ひとりの意識によっても変わってくるのでしょう。しかし、難しい問題ですね。
某国首相のように、「そのように指示してます」で終わってしまわぬよう、願いたいものです。
Posted by ゲスト at 2005年06月25日 13:49
>lynskyさま
マラソン大会で走りながら聞こえた「数秒」の会話の記録なのでもの凄く薄い情報なのかもしれませんが摩擦は発生しておかしくないわけです。lynskyさんが感じられているように難しい問題だと思います。なぜならば大まかに見れば「利害関係の対立」だからだと思うんです。ランナーは1秒でも速く走りたいから止まりたくない。通行者は1秒でも早く目的に向かいたい。ですからそういう摩擦にはさまれている方々というのは考えようによっては環境保護団体のスタンスに近いかなと思います。
毎回気持ちよく参加できることに感謝しているのです!
  
Posted by nitride at 2005年06月26日 21:37
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