ワールドカップ13戦 高梨沙羅優勝

Elizabeth

2014年02月02日 01:40

2月1日
女子ジャンプ ワールドカップ第13戦
HinzenbachにてNH HS94 

前日の予選ラウンドは公式練習に変わり
イラシュコが絶好調を維持していました。今大会も優勝候補。
高梨沙羅選手も悪くありません。

Hinzenbach大会 1本目
かなり強い向かい風が絶え間なく吹いており
競技中断が多い状況でした。

その中でスロベニアのMaja VTICがいきなり90メートルを飛び1本目の首位を獲得。
高梨選手も手堅く87メートルで2位。
前回2連続優勝で気合十分のイラシュコは失敗ジャンプで82メートル
(なぜかゲートをひとつ下げたらしい)
3位は本当に安定感のある伊藤有希選手。

2本目も風が強い
フォークト、アバクモワはそれほど驚くような飛距離が出ず。
気合一発で高く飛び出したイラシュコはあれよと距離を伸ばし90.5m
のこの日最長不倒。これはヤバくなった。230点近い。
イラシュコのこのジャンプ凄かった。
チカラワザでウォリャッと上方向に飛び上がって
強い向かい風を受けたのかスキー板の前方がブワンとしなる。

伊藤選手は伸びずに83.5m
最後から2番目に高梨沙羅選手が飛び、貫禄の90メートルでここで首位に。
最後のMaja VTICはいかに。
Maja VTICのジャンプは不安定な風で2度も中断され
彼女の表情や顔の動かし方には
明らかに「これ成功させて優勝や! ドキドキ」
というプレッシャーモードが感じられ、硬くなっているかも。
結果は85メートルで2本合わせて3位。






高梨選手、久しぶりにWC優勝(蔵王以来)
しかしだな
前回のイラシュコ覚醒に続き今回は
Maja VTICがいきなり1本目首位でしょ。
予想できないことが起こっているのですから
オリンピックの本番は気合一発、運命の神様の気分しだいで
予想外の展開
ってのがありますあります。


2月2日はHinzenbachでもう1戦あります。
さてどうなるでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=jwx9XfSfpjk


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