ガッツを見せてもらった  

Elizabeth

2006年01月03日 11:47

3年生の息子は3学期に入るとスキー授業でリフトに乗るんだそうで
いままで学校のグラウンドの小さな山でしか滑ったことのないヤツを連れてスキー場に行くことにしました。
前日の夜、金具の調整や靴のサイズを確認していると、昨年買ったスキー靴がすでにキツくて入らない。おいおい育ち過ぎだろうと慌てることになります。
明日は中止するか、と悩みながらとりあえず朝の9時にジャスコへ行って買うことにしました。カラダに合わない道具で辛い思いをするとそれがきっかけで嫌いになることも有り得ます。ここは慎重に。
  
もうひとつ悩みが。
娘もスキーをしたいのですが、今回一緒に連れていくかどうか。
2人の面倒同時に見る自信がなかった。でも初めてのスキーで辛い思いをしているときに姉が一緒だと多少は安心するかなと考えて3人で行くことにした。
  
 
  
  
2日の朝里川スキー場はさすがに正月ということもあって駐車場はかなり下の方に止めるしかなかった。そこからリフト乗り場への登りだけで標高差100メートルはあろうか。それだけですでに大汗をかいてしまいました。
  
初心者向きだと思って軽く考えていたレッドコースは前半の急斜面がヤバげ。
ボーゲンで滑り始めたカレは腰が引けてすぐに転倒。起き上がることも苦労している。10分くらい悪戦苦闘しても100メートルも進んでいません。
ちょっと急斜面だけは手伝ってやろうと思い、2人でカラダを密着させてダブルボーゲンで降りようとしたら、カレは自分で滑らずに全体重をワタシに預けてくる。あいつは3年生のくせに50キロ近い体重があるのでそれに耐え切れなくなった貧弱オヤジはコントロールを放棄して2人大破。
情けないったらまぁ。
  
こりゃ泣きが入ってもう帰ると言うだろうなと諦めていました。
ついでに3人分、時間券を買ってしまって、ああバカだったと後悔してた
これなら様子を見ながら1回券を買い足していくべきだったと。
2本目、滑り出す前に持参した水筒ココアをマグカップで飲んで休憩を。そしてあの厳しい急斜面を目の前にして「もう行っていい?」と聞いてくるではないか。
そして1本目とは明らかに違う安定感で、そりゃ転びはあったものの下までクリアしていった。結局は5本も滑ることができました。カレの近くを滑りながら親ばかマルダシで「褒めの激励」を掛けていました。それくらい嬉しかった。

娘は勝手に滑って、一人でリフトに乗って上がってくるくらいになっていました。
これなら来年は家族で温泉&スキー旅行なんてのも可能だし
楽しそうだと思うのです。  
  
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