松の見分け方  

Elizabeth

2005年01月07日 22:33

木の初歩的なことを調べていて
ようやく松について理解できた
北海道に自生している松は大きく3種類
トド松  北海道に生える木の24%
エゾ松  
カラ松


トド松とエゾ松を見分ける方法
それは昔、いつの頃かすっかり忘れてしまったけれど
観光バスのガイドさんが教えてくれた

「枝を上に向けて『天までトドけ!』と言っているのがトド松」
「枝を下に向けて『もうエエゾ』と言っているのがエゾ松」
「でございます」


これが実に素晴らしい教え方で、何十年たっても忘れることが無かった
実際の写真をこのサイトで見ると解りやすい。
枝の上向き、下向きに注目すると良いでしょう。

http://www.ajnet.ne.jp/~mokusei/answer-hokkaido.htm


もうひとつ、カラ松も北海道の森林の14%を占めるそうです。
この枝も上向きなので、トド松と間違いそうだが、枝ぶりが貧弱なのでほぼ見分けられるでしょう。それと葉が針の様に細く、秋には紅葉して葉が落ちるのはカラ松です。

道産の松材は楽器の重要な部分としても使われているそうです。
例としてはピアノ。エゾ松の良質な材料はピアノの響板(グランドピアノの上でガバッと開く蓋)になり、鍵盤にも使われているのですと。
ちなみにそんな風にして、一番高価なピアノに仕立てた場合のお値段は1100万円(ヤマハ)。スタンウエイだとどれくらいの値段なんでしょうか。

松ではないですが道産のマカバの良材も高級ピアノの側盤として重要な役割をはたしているそうです。
  
       ◆◆ 二風谷の夕闇とカラ松 ◆◆

   
    
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