Elizabeth

2005年06月23日 12:50

日ごろお世話になっている各地スポーツ大会の運営を支えてくださっている関係者、ボランティアの方々に伝えたいことがあります。
本来であれば個々の運営本部に手紙・メール等を差し上げるべきなのでしょう。わたしのこのweb上のスペースが微力ながらも情報発信できるのではないかと思い、誠に勝手ではありますがご了承ください。

マラソンの大会に出るようになって3シーズン目に入っています。その間、大会をサポートしてくださっているスタッフの方々のご苦労を各所で目にしてきました。それは一般の交通を遮断してランナーを優先させるがための「ランナー以外の人」との摩擦です。

昨年のことです。観光の方だったのでしょう。いつまでも渡れない横断歩道で大会スタッフに言っていました。「飛行機に乗り遅れたら保障してくれるのか?」。

今年の大会。交差点を渡れない車のドライバーとスタッフが大声で言い合いしていました。内容はわかりませんでしたが。

その先では、これも足止めをされている観光バスの添乗員さんが降りてきて「渡らせてもらえませんか?」と依頼していました。お客さんから苦情が出たのでしょうか。

2年前、地方の大会では渡らせてもらえない車のドライバーが延々とランナーに向かってクラクションを鳴らし続けていました。この大会にはそれ以来、参加したいという気持ちが沸かなくなりました。


こんな風にマラソン大会への不満を表現する人々に対して非難をするということではないんです。自分だって立場が変われば何かのイベントに対して「邪魔だ」と思うこともあるでしょうから。

わたしたちランナーが走ることに集中して、最高の環境で挑戦できる場を作ってくださっているスタッフの皆様に感謝しています。強い使命感と強い忍耐力でわたしたちのために嫌な思いをされているスタッフさん、本当にありがとうございます。もちろん、大会すべてに関係していらっしゃる方々にも、道すがら応援してくださる市民の皆さんにも感謝しています。今後も自分は大会に参加することで皆さんの努力に対して少しでもお返しになれば良いと考えます。



この文章がいつか誰かの目に留まれば良いなと思っています。