【そのツララ・危険につき】

Elizabeth

2004年01月30日 17:41



こんな豪快なツララを見たのは何年ぶりだろうか
まさに「ツララ屋敷」と呼ぶにふさわしい
もしもこれが落下して前頭葉を直撃したならば
走馬灯を見ることができるだろう。

近年、ツララを見なくなった原因を考えた
まず屋根の平坦な「無落雪タイプ」の住宅の普及
仮に三角屋根の住宅だとしても、断熱性の向上で屋根の雪が融けない
と、こんなことが想像される

北国の住民にとって、ツララとはある意味「天の恵み」でもあった
ニセコなどにスキーに行く
すると夜は宴会
ウヰスキーに必要な氷は無尽蔵にあった。ツララが。
スキー部時代の合宿で、顧問の先生の指令は
「便所から遠いところのツララを持ってこい」だった。
毎晩、うまそうに「角サン」を飲んでいた
我々は未成年だったので女風呂を覗いて、管理人にお灸を据えられた

小学校時代は
自宅に出来たツララを落として遊んだ
雪玉を投げたり、棒でつついたり
巨大な獲物を落としたとき、失敗して家のガラスを割った

大学時代
ツララのことを「たろんべ」と言う男がいた
彼は何処の出身だったのだろうか
  

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